【無料あり】錯覚資産の効果を知らないと人生で大損するよ / 人生は運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている要約

人生は運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている

書店で気になる本ってありますよね。

だけど気になる本を全部買っていたらお金が続きませんし、“この本は違うかな?”となんとなく買わないことがほとんどだと思います。

そもそも本って”人生に必須か。買わなくてはいけないか。”というとNOなんですよね。

食事と違って無くても生きていけちゃうんですよ。

本好きの私でさえこういう感じなので、そもそも本を読む意味がわからない、という人も多いと思います。

小説などの物語は読むけど、ビジネス書なんかは更に謎ですよね。

“いや、毎日普通に仕事してるし?別に困ってないし?”

みたいな。

 

そんなあなたに朗報です!!!

 

人生は運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている、というなんとも挑戦的な本のご紹介です。

この本は下記のような方に是非読んで欲しいです。

こんな方向け
  • 社会に出たばかりの20代の学生
  • 社内政治、キャリア、人生の悩みが出てくる30台前半の社会人
  • 自分のレッテルと成果に悩む社会人
  • 心理学・哲学に興味のある方

本書には大人の世界の本質と、あなたがどう行動すべきかが書かれています。

この本を読んでいないと知らないうちに大損をしている可能性があります。

そう、ポイントは“知らないうちに”というところです。

あなたは自分は一所懸命頑張っている、なのになぜあいつだけ・・・と思ったことはありませんか?

その理由が書かれています。

さぁ、答えを見つけましょう。

知っているけど買わなかった人へ

タイトルだけ見ると、なんだか嘘くさくて、人を騙すテクニックの本に見えませんか?

私はそう思っていました。

“悪用厳禁!禁断の他人を自由に操る技術!“みたいな感じですね笑

そして、作者がうさんくさい。

“ふろむだ”って・・・

どうせネットで有名になった人が、リアルで大儲けしようとキャッチーな本出したんだろうなぁ。って感じでした。

ちなみに、ふろむだ氏のファンとなった今ではメチャクチャかっこいい!と思っています。

(=From Dusk Till Dawnの最初だけ読むと、ふろむだになるんですね。)

そして最後に絵。

もう胡散臭い!

漫画感が強いちょっとバカにした感じの絵!

“これはきっと普段本を読まない、ちょっと楽な方に走りがちな人向けの軽い本だな”

そんな偏見がありました。

知らない人も多くなってきていると思いますが、ネット発で書籍化されたケータイ小説の恋空みたいなものかと思っていました。

*ちなみにまだ恋空は読んだことがありません…偏見ですみません。

しかし、実際に読んでみると表紙から受ける印象と中身が全く違う本でした。

確かにカフェで読んでいるとちょっと恥ずかしく、人間性を疑われそうです。

だけど!この本は本当の良書です。

読むだけで自分の見えていなかったものが浮かび上がってきます。

人生の決断に迷っている方には大変参考になるはずです。

要約

この世界はあなたの気がつかない、そして気がついても直せない習性で動いています。

知っている人は利用するし、知らない人は利用されたことにすら気がつけません。

本書はそんな心理の不思議を解き明かしてくれる本です。

そして、実は一部が無料で公開されています。興味をもってくれた方はまずWEB版を試すのもありですね。

*全部で365ページの本の90ページ分が公開されています。すごい量ですよね。

見た目の印象が人に与える影響

公開部分からいくつか例をご紹介します。

1974年、カナダで選挙があった。

その選挙を調査したところ、イケメンの政治家は、そうでない政治家の2.5倍もの票を獲得していた。イケメンの圧勝だったのだ。

そりゃそうだろ。

と思いますよね。

本にもそう書いてあるんです笑

すかさず、ふろむだ氏は続けます。

いや、ここで重要なのは、「イケメンに投票した理由」なんだ。

調査の対象となった投票者の73%は、「私が彼に投票したのは、彼がイケメンだからではない」と思っていたのだ。

「イケメンだから、投票しちゃった部分もあるかな」と思っていたのは、14%にすぎない。

面白いですよね。

調査をしてみると、たった14%しかイケメンに影響をされたと考えていないのです。

人々は、「イケメンだから投票した」という自覚なしにイケメンに投票しただけでなく、「人柄が信頼できるから」とか「経済政策に期待できるから」とか「実績があるから」とか、容姿とは別の理由で、投票したのだと思いこんでいたのだ。

他にもこんな例を出しています。

同様の研究は、山ほどあるよ。

たとえば、「採用面接で、身だしなみが、どのような影響を与えるか」という研究がある。

その結果、「仕事に必要な資格よりも、身だしなみのよさのほうが採用決定に大きな影響を与えていた」ということがわかった。

そして、ここでも面接官自身は「外見はほとんど採用決定には影響しなかった」と考えていたのだ。

つまり、面接官は「外見で採用したわけじゃない」と自分では思っていたが、実際は外見で採用していたということだ。

これも面白いです。

なんだ、今更そんなこと当たり前じゃん。と思うかもしれません。

しかし、自分が当事者になるとそのことを自覚できる人は非常に少なくなるのです。

*カナダの選挙の例では14%でしたね。

興味深いことはこの後に続きます。

ここまでは客観的ですよね。

そして、この後が人間の面白いところです。

容姿が優れていることは認めています。

そして、その容姿レベルも変わりません。

しかし、直感は政治手腕、人柄、政策まで勝手に評価を上げてしまっています。

ここです。

みんなが容姿で選んだわけじゃない、と答えるのには理由があるのです。

“容姿は確かに良い。だけど、政治手腕、人柄、政策も良い”と気がつかないうちに思ってしまうということです。

へー、やっぱり人は見た目が9割か。

と思ったあなた。

ふろむだ氏はそこにも回答をします。

ハロー効果

詳しくは本に譲りますが、一つの利点に引っ張られ他の評価が上がってしまうことはよくあるということです。(=ハロー効果。後光効果。)

例えば、イチローが言うだけでなんでも名言に聞こえる説というものがあります。

イチローが言っていると想像してみてください。

  • 近道なんて無いんですよ。一歩だけ、毎日一歩だけ前に進むだけです。
  • 食生活なんて気にしすぎてもよく無いんです。自分の心に従うことが大事なんです。
  • 海外で英語が必要か?それよりも自分のスキル、価値を出せるかだと思いますね。
  • 海外で英語が必要か?当たり前じゃ無いですか。

適当に書きましたが、

なんとなく

“ふーーーむ。さすがイチロー。”

と思ってしまいませんか。

では、次はどうでしょうか。

  • 近道なんて無いんですよ。一歩だけ、毎日一歩だけ前に進むだけです。
  • 食生活なんて気にしすぎてもよく無いんです。自分の心に従うことが大事なんです。
  • 海外で英語が必要か?それよりも自分のスキル、価値を出せるかだと思いますね。
  • 海外で英語が必要か?当たり前じゃ無いですか。

適当に書きましたが、

なんとなく“うーーーむ。お前が言うな。”と思ってしまいませんか。

二人のことは全然知らないのに印象が違いますよね。

これは、“イチローが言っているなら・・・”というハロー効果です。

そしてこれがイチローの錯覚資産です。

錯覚資産

本書では、錯覚資産を増やすことが重要だと説いています。

錯覚資産とは、実力以上の評価を受けるものをまとめた言葉です。

例えば、イチローなら野球のプロです。

しかし、食生活のプロか?英語のプロか?という点は本来別の話ですが、現実にはイチローが言うならそうなんだろうと人々は“勝手に”思います。

この人々が勝手に評価しれくれる部分がイチローの錯覚資産です。

本書の素晴らしいところ

この本が読みやすく、わかりやすい理由をまとめます。

疑問への先回りがうまい

これが一番のポイントだと思います。

読んでいるうちに疑問・つっこみが浮かぶことってありますよね。

その先回りが非常にうまいです。

思った疑問がすぐに文章に現れ、的確な解説が入ります。

そうすると、まるでふろむだ氏と対話をしているかのような感覚になっていきます。

それほど文章の流れがよく練られており、

“こう書いたらこう反論されるんだろうな”

“じゃあ次はこれを書いておくか”

とふろむだ氏に踊らされている気にさえなります笑

例が豊富

作者の個人的な想像・感覚だけでは無く、数多くの具体例(主に学術的調査)が出てきます。

しかしそれらはしっかりと噛み砕かれていて、難しい論文を読むようなことにはなりませんし、

読者が、確かにな、と納得しやすい構成になっています。

主張と具体例がセットになり事実として受け入れやすいんですね。

錯覚は防げない、ということを教えてくれる

人は自分が錯覚に陥っていることに気がつくこともあります。

ふろむだ氏は錯視の例を出して解説しています。

二本の線は同じ長さなんだ、とわかっていても下の方が長く見えてしまいます。

ここがポイントで、わかっていても思うことをやめられない、という状況が錯視ではありえます。

そして本人が気がつけない思考の錯覚であれば、さらにその効果は高いのです。

あなたは損をしても、騙されても、そしてそれが錯覚だとわかった後も、なかなかしっくりこないのです。

そうすると何が錯覚なのか、どういう理由で錯覚が起こるのかを学ぶ必要がありますし、逆に自分が使えれば強力な武器になります。

本書には自分を守り、家族を守り、人生を好転させていくためのヒントがたくさん詰まっています。

まとめ / 人生は運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっているを買う理由

この本は買う価値があるのか?

答えは“YES”です。

なぜ買う必要があるのか?

その答えは本文(P362)から印象的な言葉を引用させてもらいます。

真に読む価値のある本は、読者に、新しい世界認識をもたらしてくれる装置になっている。

その本を読む意味と価値は、その新しい世界認識の空間内部で初めて作り出される。

したがって、その本を読む意味と価値は、その本を読んだ人間にしか理解できないのである。

この本を買うことによりあなたが得るのは、紙とインクの塊ではありません。

面接には青のネクタイで行け、と言うようなテクニックでもありません。

今まで気がつかなかった世界の見方であり、今後の人生で気をつけるべきポイントです。

そして、それは早い段階で習得できれば効果は何倍にもなるでしょう。

この本の素晴らしさはふろむだ氏のブログでも垣間見ることができます。

私が伝えきれない本書の素晴らしさを是非体感してみてください。

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